全国保育士養成セミナーに参加 2012/9/5-6

全国保育士養成セミナーに参加してきました。

平成24年9月5日(水)・6日(木)の両日、京都文教大学・京都文教短期大学で開催されました。

初日、ジェフ・バークランドさんの「異文化コミュニケーションを保育に生かす」基調講演を聞きました。大学では「起立、礼、着席」から講義を進めている。ケジメが大切など、日本文化、京都の文化の良さを再確認させて頂ける内容が中心でした。非常に興味深くまた機会があればとおもいました。

 

 

特別講演として、千玄室氏による「生きることの大切さ -前向きの姿勢-」のお話を聞きました。日本の伝統文化に基づいた非常に興味深いお話でした。ジェフ・バークランド氏の話と共通する事も多くあったのが印象的でした。

 

 

 

 

 

ご縁があり大会のシンポジウム「子どものこころとからだを育てる保育の”いま””みらい”」に呼んで頂きました。大勢の先生方を前にしてとても緊張し、うまくしゃべれなかったのが心残りです。私の発表の要旨を最後につけています。

コーディネーター 神戸女子大学 教授 大橋喜美子先生

シンポジスト 山崎麻美先生 (医学博士 社会医療法人愛仁会 高槻病院副院長)「生きることの尊さに向き合って」

シンポジスト 戸江茂博先生 (神戸親和女子大学 教授)「いのちをはぐくむ保育、保育者の生き方、そして保育者の養成について思う」

片岡 滋夫(椥辻保育園 園長) 「子どもの育ちと環境」

国の動向と地方自治体 子どもの育ちと環境を考えた時、今一番の関心ごとは、国や地方自治体の動向です。保育環境の基本となるのは、国の定める制度です。子どもの育ちや環境に大きな影響を及ぼすことが考えられるからです。 また、児童福祉施設最低基準の条例委任も気になります。待機児童対策のため、基準の緩和が国で定められました。地方自治体には、出来るだけ高い水準で条例化して頂きたいと願っています。合わせて保育士職員処遇の改善が必要です。現在の処遇では、勤務時間の殆どを子どもに接した保育に充てる事となり、記録、計画、準備などに充てる時間の余裕が取れないのが現状です。

保育士不足の問題 保育士不足の問題は最近多くの保育園から聞こえてきます。待機児童のいる市町村では、その解消のために保育施設の新設、定員増が図られ、多くの人材が必要となっています。また、幼稚園も同様のようで、こうした人材不足は深刻な事態を招き、大きな問題となっており、今すぐ取り組むべき課題です。

最近の新規学卒採用職員の様子から 近年の傾向として、比較的短期で離職する保育士が多くなってきたように感じています。そこには色々な要因があると思われますが、仕事や職場の人的環境から来ると考えられるストレスに、身体がついて行かない、また、就職以前の問題として実習に来た学生が、実際の保育の現場での保護者対応や、職員間の人間関係等を目の当たりにして、大変と感じて就職そのものについて躊躇する現実もあります。

当園の方針 強く生きていく力を育てたい 当園の保育内容では、関心、意欲、態度の視点から子どもの力を育てる保育、生活面では躾の教育も必要な時代になってきていると感じています。新卒で迎えた保育士、そして子ども達には、ちょっとした事でへこたれず、課題を乗り越えて進んでいける人に育てたいというのが、本園の願いです。どのような状況においても“強く生きていく力を子どもたちに育てたい”そうした願いをもって、子どもを育てる逞しい保育者が保育を展開させる、そうした人材育成と保育実践を考えて試行錯誤を繰り返しています。当日は子どもの様子より、a.おとうばんさんのお帳面くばり、b.ジョギングでこけて膝を擦りむいての2事例を紹介します。

幼児の生活は見て・感じて・触って遊ぶがいのち 以上の物的人的な環境から、子どもの育ちを考えた時、 保育では園外に出かけて、地域の中にある豊かな環境をさがし、子どもが実体験から学べる環境を大切にした実践をしたいと考えて、模索する日々を送っています。